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  • 埼玉県川越市の認知症専門病院 医療法人社団 松弘会 トワーム小江戸病院

こんにちは!デイケア作業療法士Aです。
最近は雨の日が続きますね。小江戸病院では大きななあじさいが咲いています♩

 

皆様、ケナフという草はご存知でしょうか?
西アフリカが原産地といわれ、熱帯から亜熱帯の暖かい地域に分布しています。
その背丈は4mにもなり、太さも5cmになるそうです。
ケナフは袋や麻紐、紙の原料、自動車の部品になったりと、様々な使い道があるそうです。また、ふりかけやうどん、てんぷらとして食べれるそうです!

 

デイケアご利用のN様は、以前から環境問題に関心があり、定年後に環境にやさしいケナフの存在を知ったそうです。そしてケナフの魅力を伝え、環境問題に関心を持ってもらうため、小学校での授業など様々な活動に尽力されたそうです。

 

 

N様に種をいただだき、今年から小江戸病院でもケナフ栽培に挑戦しています!

先日は、N様と支柱を立てました。
職員が苗1本ずつに支柱を立てようとすると、「全部立てなくても、紐があれば十分だよ。今のうちちょっと支えがあれば、後は自分でまっすぐ立つんだ」と、N様。
そんな方法があるなんて…!勉強になります。

 

手際よく紐を結び、苗を紐の間に挟んでいらっしゃいます。

 

支柱を立てた後、間引きをしました。慣れた手つきで苗を選んでらっしゃいます。

 

涼しい日は外で水やりをして
「ケナフは水が大事なんです。じゃんじゃん水をあげるとその分じゃんじゃん育つんだ!」とN様。
毎日ぐんぐん成長しています!

 

N様がケナフと向き合ってるときは、普段のデイルームでは見られない生き生きした表情をされています。

9月頃になると黄色い花を咲かせるそうです。N様にご教授いただきながら、きれいな花が咲くよう心を込めて育てます♩